ドン・キホーテのプライベートブランド(PB)「情熱価格」の素麺です。販売者は葵フーズ。製造者に関しては後述します。
初めて食べたのは2012年、2013年頃。以来、3度食べたのですが、この記事は初出を改稿しています。
ちなみに2023年5月にはこんなパッケージになってました。
私が初めて食べた時のパッケージには「国内産小麦使用」と書かれていましたが、2021年に購入したパッケージには「独自の小麦粉を使用」と書かれています。私は国内産だからいい、外国産が悪いとは思っていません。また、単純に原価/源材料費を抑えんがために産地を変えたとも思っていません。このあたりのことも製造者の話につながることなので後ほどまた。
開封。香りは穏やか。麺の太さにばらつきがあります。少し太かったり、なんならフシ麺のような形状をしていたり、平べったかったり。ただ、これは決して悪いことではありません。むしろ手延べらしさを感じさせてくれて、私は好きです。
茹で時間の表記は「約2分~2分半」。以前は1分30秒弱がベストと感じたのですが、今回はそれでは少し足りなそうだったので2分茹でました。
光沢がきれいなそうめんです。
プニプツとした歯切れ、ツルツルとした舌触りは以前と同様。風味のよさも以前と変わらず。そばのように麺の先を少しツユにつけるだけで十分でした。
穏やかで食べやすい、とてもおいしいそうめんでした。
ドンキPBそうめんの製造者
先述の通り、私はドンキPBそうめんを3度食べたのですが(2012年、2018年、2021年)、おそらく3度とも製造者/製造所が異なります。
初めて買った時の製造所固有記号はASでした。製造所住所は有限会社たなか物産の住所。たなか物産はそうめんの販売をしている会社で、当サイトにもたびたび登場します。
2度目に買った時の製造所固有記号はAH。有限会社堀田製麺の住所でした。
3度目に買った時の製造所固有記号はK。住所は有限会社たなか物産(長崎県南島原市西有家町須川2835-2)。
考えられるのは2つのパターン。まず、年(?)によって製造者が変わっているという可能性(葵フーズが発注先を変えている)。次に、葵フーズが複数の製造者に発注しているという可能性もあります。
私の想像では後者かな、と。小麦産地の表記が変わっているのも、製造者が変わっているor複数あるからかも?
私はほとんどわかりませんでしたが、製造者が変わって味も変わっているかもしれません。ただ、記憶している限りは大きな変化は感じられませんでした。おそらく、多少の幅はあるにせよ、今後も平均しておいしいそうめんを提供してくれることでしょう。
ドンキPBの島原手延素麺、おすすめです。
※2022年5月23日追記。食品衛生法の食品表示制度が変わったことにより、葵フーズの住所(愛知県豊川市)で葵フーズが販売者となり、製造者番号だけが記されるようになりました。ちなみに2022年5月に見かけた際は「+K」「B42」という記号が記載されていました。
2023年5月は「+K」「B41」。葵フーズの「K」は有限会社狩野製麺(長崎県南島原市西有家町龍石5330)です。
2023年7月に見かけた250g×4袋パックの製造所固有記号は「MS」。これは和敬物産有限会社(岡山県倉敷市)。ただ、和敬物産は実際にそうめんを作っているわけではありません。袋詰めしているだけです。
追記以上
名称 | 島原手延素麺 |
原材料名 | 小麦粉、食塩、食用植物油、でん粉 |
販売者 | 有限会社葵フーズ |
メモ | 製造所固有記号:AS/AH/K/MS |
評価 | ★★★★☆ |