MEAT JOURNEY 2018

学芸大学のバー「HAFURI(ハフリ)」は男子にも女子にも人気の金髪の女の子がやっている、音楽好きが多い楽しいバーです

学芸大学駅から徒歩2分。西口を出てすぐ左。交番の前の道を右折した先の右手に飲食ビルがあります。タイ料理屋「バーン・メイ」に行こうとしたら……。

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あれ? 「HAFURI(ハフリ)」? こんなんできてる。ここ、元はなんだっけかな? とりあえず入ってみました。

「こんばんは。ここって何ですか?」

「バーです」

「どんなシステムでしょう」

「チャージが300円で、メニューがこんな感じで」

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メニューを見たら、だいたい一杯500円~800円。タイ料理はまた今度でいいか。

「なるほどぉ。じゃ、とりあえずハートランドを」

ハートランドは瓶のまま飲むのが好き。

「いつできたんですか?」

「昨日オープンしました」

「いや、上のタイ料理屋も最近できて、先週、行ってみたんですよ。だけど、その時はこんなバーなかったから」

「いまは僕一人ですが、あとでオーナーの女性が来ます」

「そうですか。前にどこかでやってたとか?」

「いえ、二人ともバーをやるのは初めてで、何もわかんなくて。僕は普段は音楽やってます」

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つまみは300円。カレーは500円。何も食べてなかったので、とりあえずポテサラを頂きました。

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卵多めのふわっとしたポテサラ。うまーい。

「ここってもともとは何でしたっけ?」

「花というスナックでした。最近までやってて、そのまま居抜きで。オーナーは2年ほど物件を探してて、ちょうど空いたから、ここにしたそうです」

あああ、そうだ。スナック「花」だ。そうかぁ。各所で名前を聞く老舗だったんだけどなぁ。潰れちゃったのか。

二杯目は「Espresso Beer 目黒」というビールを頂きました。

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蛇崩の交差点にある橋本酒店が販売者。製造者は新潟県の新潟麦酒。無濾過仕上げで瓶内熟成するタイプ。ロースト麦芽を黒糖で糖化させています。その名の通り、エスプレッソコーヒーのような香りと苦み。ただ、飲み終わった後には甘みも感じます。へー、こりゃうまいや。

一時間ほど経った頃、オーナーがやってきました。

「いらっしゃいませ」

「どうも」

「知り合い?」

「いえ、フラっと入って来て頂いたみたいです」

「えええ。ほんとですか! 学大のかた?」

「はい」

「地元のかたで来て頂いた初めてのかたです。うれしー」

あとでわかったのですが、看板も何もありません。知り合いしかまだ来ていなかったようです。私が学大の客一号か。ははw

「お名前は?」

「ひろぽんです」

「私はエロ’&%”#’&%」

「エロ?」

「そうなりますよねw エロコエロオです。別にエロくはないんですけど」

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追記:2017年、改名して須賀ハフリちゃんになりました。追記以上

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エロコちゃん須賀ハフリちゃんは金髪ショートカットでちっちゃくて、ハスキーボイスのかわいらしい子です。イラストレーター、漫画家をやっていて、地下アイドルのプロデュースもしているそう。まあ元気で明るい。

「地下アイドルをプロデュースしてるんだったら、『DELIGHT』ってバーに行ってみるといいかもね。あそこも地下アイドルをやってたりするから」

「そうなんですか。メモっとこ」

「店名のHAFURIってどういう意味なんですか?」

「『祝』って字は『はふり』とも読むんですが、それがなんかいいなって。あとでわかったんですが、『葬式』の『葬』も『はふり』って読むらしいです」

はふり【▽祝】
《罪やけがれを放(はふ)り清める意》神社に属して神に仕える職の一。ふつう神主・禰宜(ねぎ)より下級の神職をいう。

goo辞書より

はぶり【▽葬り】
《「はふり」とも》遺体をほうむること。葬送。ほうむり。
「親いみじく騒ぎて取り上げて、泣きののしりて―す」〈大和・一四七〉

コトバンクより

天皇家では以前は「祝(はふり)の神事」というものがあったそう。また、天皇の葬儀の際に演奏される雅楽寮大歌は「大御葬(おおみはふり)の歌」。祝と葬に同じ読みがあるというのは面白いですね。

三杯目のウーロンハイを飲みながら、イカスミ黒カレーを頂くことに。

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イカスミ感はそれほどありませんが、ほのかに磯の風味がします。ちょいピリ辛。ハバネロ入り唐辛子を投入して食べました。

「うん、おいしいですね」

「よかったぁ。ありがとうございます。日替わりでカレーを作っていこうかなって考えてるんです」

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その頃には、二人の知り合いらしきお客さんがチラホラ。カウンターにはかわいいデザイナー、後ろのソファー席には地下アイドルと事務所の人?

「早く看板作らないと」

「立看だったら、安けりゃ2、3万円でできるんじゃないかなぁ」

「あと何が必要ですかね」

「ショップカードは?」

「ああ、そういえば」

オープン前後はてんやわんやでしょうしねw 僭越ながら、学大界隈ではどんなお酒がよく飲まれているかとか、何曜日を定休日にするのがいいかとか(実は正解はないw)、そんな話もいろいろさせて頂きました。

追記

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結局、「HAFURI(ハフリ)」は何度も通うバーの内の一軒となりました。その後、エロコちゃんだけではなく、曜日によっては違う女の子が入るようにもなってます。

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男性客はもちろん女性客も多いです。コーヒーだけ飲みに来る人もいます。気軽に一度、のぞいてみて下さい。楽しいですよ~。

HAFURI(ハフリ)
東京都目黒区鷹番3-6-16 サンワビル2F
20:00~
日休
twitter@bar_hafuri

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