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馬肉料理専門店 馬野郎 学芸大学店で馬刺し、馬の焼肉、すじ煮込み、桜ユッケの馬づくし~馬焼肉も岩塩・ワサビで食べたらウマかった

追記:2016年7月31日に閉店しました。追記以上

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2015年9月16日、学芸大学駅東口商店街沿いに馬肉料理専門店 馬野郎 学芸大学店がオープンしました。それから約1週間後、二人で同店に行ってみました。

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基本的には4人テーブル。2人がけのテーブルも少しあります。カウンターはありません。明るくて丁寧な接客ですが、大声挨拶系ではありません。大人でも落ちつけます。人によっては説明が過剰に思うかもしれませんが、馬肉になじみのない人も多いでしょうし、まあ、これはこれでいいんじゃないでしょうか。

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お通しの煮込み。柔らかい馬肉と、それなりに歯ごたえを残したちょうどいい硬さの大根。味付けはダシのきいた薄い塩味。とてもおいしいです。これがお通しとな。ほう。いいねぇ。

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9月30日まで無料サービスの桜ユッケ。混ぜて食べます。上に乗っているものが面白い。普通の醤油ではありません。なんだろうなぁ。あえて例えるなら甜麺醤(テンメンジャン)のような。普通の醤油より塩気が少ないので、馬肉の味もしっかりします。

生肉が大好きなので、刺し系オンパレード。

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生レバーはコリコリっとした食感。値段の割に量は少ないですが、希少なものですし、輸送も大変でしょうから、仕方ありません。とてもおいしいです。

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ハツ刺しは冷え気味で出てきました。これくらいの温度がまたいいですね。プリっとした食感で濃厚。

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極上馬刺し盛り(ハーフ)。馬の形をした皿が面白い。実は、置かれている部分がその部位を表しているのだとか。たてがみはたてがみの場所、といった具合です。

熊本の甘い醤油で食べるのが一般的かもしれません。テーブルにも置かれています。けど、これをつけてしまうと、醤油の味しかしません。素性のいい馬肉ですから、岩塩で頂きました。うん、おいしい。それぞれの部位によって異なる味わいもいい。

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続いてはすじ煮込み。濃いめの赤味噌のスープにホロホロの馬肉。すじ煮込みと書いてありますが、肉質がそれぞれ微妙に異なります。繊維質なところもあれば脂(コラーゲン?)が乗ったところもある。これまたおいしい。

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最後は焼肉盛り合わせ(2名様盛り)。ジンギスカンのような鉄鍋で焼きます。店員さんが部位と焼き方を丁寧に説明してくれました。説明が不要なら「結構です」と断ることもできます。

刺しについてくるワサビを残しておきました。こいつを焼肉でも使います。レア目に焼いた馬肉を岩塩とワサビで頂きます。牛のようなパンチはありませんが、上品で濃密な野趣あふれる馬肉の風味。いいじゃないですか。おいしい。

余談ですが、こうして食べていたので、ネギとニンニクが全部余っちゃうわけですよ。玉ねぎのスライスも余りがち。ですから、ごま油・醤油とネギ・オニスラ・ニンニクを取り皿の上で和えて、オリジナルつまみにしていたんです。そしたら、二軒目で行ったバーで「超臭い!」と言われてしまいました。激ウマですが要注意!w

オープン直後とあってか、いつも混んでいます。行かれる際は予約したほうがいいと思います。

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この場所はもともとちゃんぽん亭総本家 学芸大学駅前店でした。その前はセブン&アイ・フードシステムズの七福 弁天庵 学芸大学店。それぞれ、2年~3年ほどで閉店しました。

馬肉という特化型の商品で、地元民が多勢を締める学芸大学という街で、入れ替わりの激しい物件で、さてさて、今回はどうでしょうね。

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