肝臓公司ロゴ

せたがやペット斎場/ジャパンペットセレモニーは東京都内でも数少ないペット(ネコ、犬など)の火葬業者。丁寧な対応、わかりやすい説明、明朗会計・適正価格、施設のきれいさ、すべてがよくて、安心してネコの火葬を任せられました

setagaya-pet-saijouの画像

駒沢大学駅から徒歩10分。三軒茶屋駅から20分弱。ですが、おそらく車(タクシー含む)を利用する人が多いと思います。車なら学芸大学駅からでも10分ほど。環七と弦巻通りと駒留通りが交差する駒留陸橋近く、環七もしくは弦巻通りから少し入った住宅街にあるせたがやペット斎場(世田谷区上馬4)。

setagaya-pet-saijouの画像

14年半、一緒に過ごしてきたネコが死んだため、火葬してもらいに行ってきました。

※この記事に遺体の写真は載っていません

せたがやペット斎場とは

移動火葬車による訪問ペット火葬、斎場でのペット火葬や葬儀を執り行っているペット専門火葬業者、(株)ジャパンペットセレモニー。同社が運営しているのがせたがやペット斎場です。運営という言葉が適切かどうかはわかりませんが、両社の代表も所在地も同じなので、実質的に同一会社と考えていいでしょう。

せたがやペット斎場およびジャパンペットセレモニーは同じ敷地内の感応寺とも提携しています。飼い主が望むなら僧侶による読経や祭壇葬儀もしてもらえます。

つまり、火葬業者、斎場、寺がほぼ一体となっているということです。このように組織されている例はそれほど多くありません。

ペット火葬のプラン検討、予約

火葬には予約が必要で、ネコが死んだ日に予約を取り、翌日には火葬しました。

火葬プラン

せたがやペット斎場およびジャパンペットセレモニーで選べる主なプランは以下の通りです。

  • お引き取り供養プラン
  • 一任個別火葬プラン
  • 立会個別火葬プラン

いずれも火葬車による訪問火葬で執り行うパターン、斎場で執り行うパターンがあります。斎場に行くならオプションで葬式(読教など)をしてもらうことも可能です。

訪問火葬ならジャパンペットセレモニー、斎場での火葬ならせたがやペット斎場に依頼すればいいのですが、上述の通り両社は同じようなものなので、とりあえずどちらかに電話して聞いてみれば大丈夫だと思います。

各プランの詳細はホームページでご確認下さい。ウェブ上で簡単に見積もりを取ることもできます。とてもわかりやすいホームページです。

私はどのプランでもよかったのですが、連れの強い希望で立会個別火葬(返骨、拾骨、骨壷、骨壷袋つき)を選びました。ペットの大きさによっても料金は違ってくるのですが、2~5kgだと2万3760円。他所でもおおよそこれくらい。むしろ少し安いかもしれません。

予約

一般的にペットが死んで3日以内に火葬したほうがいいと言われています。私は死んだその日に、せたがやペット斎場へ火葬予約の電話をかけました。場合によっては予約が立て込んでいて、数日待たされることもあるようですが、翌日に空いているということなので、翌日の午前10時で予約しました。

予約の際に、ざっくりと注意事項などを丁寧に説明してくれます(ホームページにも詳しく書かれています)。この時の電話対応が落ち着いていて、わかりやすく、とてもよかったです。

火葬日当日

アクセス

ペットの遺体を斎場まで運ぶのはなかなか大変です。おそらく多くの方が車を利用することになるでしょう。私はタクシーで向かいました。せたがやペット斎場には車で迎えに来てくれるオプションもあります。

setagaya-pet-saijouの画像

車で行く際は、ルートだけお気を付け下さい。周辺は一方通行だらけなので。環七・上馬方面から来る場合は日産プリンス東京販売 上馬店で左折。環七・若林方面から来る場合は駒沢陸橋で右折して弦巻通りへ。弦巻通りで来る場合は上馬パンダ広場という公園の筋を入ります。

また、せたがやペット祭壇には駐車スペースがそれほどありません。もし自分の車で行くのなら、そのことを事前に伝え、駐車場が空いているかどうかを聞いておくといいかもしれません。このあたりのこともすべてホームページに載っています。

施設

setagaya-pet-saijouの画像

せたがやペット斎場は感応寺の敷地内にあります。正面に感応寺本堂。

setagaya-pet-saijouの画像

右手にロビーや休憩所が入っている大きな建物。

setagaya-pet-saijouの画像

左手にペット斎場。

受付から火葬、拾骨、納骨まで

setagaya-pet-saijouの画像

ペット斎場の受付に向かいます。ペット斎場の半透明の扉を開けて入って下さい。まずは、あらかじめ伝えておいたプラン内容を再確認。そして、これからの流れが説明され、先に火葬費用を支払います。この際、骨壷袋を4色の中から選ばせてくれます。

setagaya-pet-saijouの画像

火葬炉のあるペット斎場はこんな感じ。炉は3つあると言ってました。

setagaya-pet-saijouの画像

遺体を台車のような物の上に乗せ、持参した花を手向け、好きだったエサやおもちゃなどを置きます。何を置けるか、何が燃やせないかは予約段階で教えてくれますし、ホームページでも説明してくれています。

自前で棺を用意し、自宅ですべてをセットしておけば、それを斎場へ運び、そのまま置くだけ。柩を持参する場合は斎場に事前に確認しておいたほうがいいと思います。大きさや材質に制約があるからです。棺は斎場にもあるので(オプション)、これを利用するという方法もあります。私たちは棺なしです。

すべてを置き終えたら、担当者が斎場から出ていき、家族だけの時間を設けてくれます。ここで最後のお別れ。

心の準備が整ったら、担当者を呼びます。担当者が台車を火葬炉に入れ、扉を閉じたら、あとは火葬が終わるのを待つだけ。

遺体を燃やし、冷まし、骨を並べるという作業があるため、それなりに時間がかかります。担当者は2時間から2時間半くらいと言っていました。その間、隣の建物の待合室で待つこともできますし、どこか他の場所へ行き、戻って来ても大丈夫です。

setagaya-pet-saijouの画像

建物の1階はこんな感じ。広いロビーになっていて、

setagaya-pet-saijouの画像

祭壇もあります。祭壇葬儀のオプションを選んだら、ここで葬儀が行われます。

setagaya-pet-saijouの画像

位牌や骨壷などのグッズも販売しています。いろいろあるんだねぇ。

setagaya-pet-saijouの画像 setagaya-pet-saijouの画像

待合室は2階です。とてもきれい。

2時間ですからね。長い。私はタバコを買いに行きがてら、少し散歩していました。

setagaya-pet-saijouの画像

敷地内にはネコがいっぱい。

なお、上のマップにも記載しておきましたが、すぐ近くにスーパーやコンビニがあるので便利です。

setagaya-pet-saijouの画像

約2時間後、担当者が待合室に迎えに来ました。再びペット斎場へ戻ります。

ペット斎場には、それはそれはキレイに骨が並べられていました。ネコの火葬を幾度か経験している連れは、こんなにキレイに並べてくれたことはないと言ってました。

人間の場合と同じように、骨の説明をしてくれて、その後、骨壷に自分たちで骨を納めます。

納め終えたら、担当者がフタをし、袋をかぶせてくれます。これで火葬は終了です。帰りは歩きました。余裕で歩ける距離でした。

setagaya-pet-saijouの画像

以上が実際に私が経験したせたがやペット斎場におけるネコの火葬です。特にややこしいことは何もありません。初めての私でも戸惑うことなく、すべてを執り行えました。

せたがやペット斎場のよかった点、不満だった点

結論から言いますと、せたがやペット斎場にお願いして大正解でした。せたがやペット斎場のよかった点は以下の通りです。

  • ホームページが見やすく、説明がわかりやすかった
  • 電話の対応も落ち着いていて丁寧だった
  • 明朗会計、適正価格
  • 近い
  • 施設全体がきれい
  • 変にメルヘンしてない。適度に厳粛で雰囲気が落ち着いている
  • 火葬の段取りもスムーズで丁寧
  • 過剰に悲しみを煽らない。淡々としてるけど冷たくもない。ちょうどいい加減
  • 骨を驚くほどキレイに並べてくれた

次に、せたがやペット斎場の不満点ですが、私は一切、不満に感じることはありませんでした。ただ、猫キチの連れにはこだわりがあるようで、いくつかの不満を漏らしていました。それは以下の通りです。

  • 火葬の待ち時間に出されたお茶が缶のお茶だった。茶菓子が飴しかなかった(いや、別にいいじゃんw)
  • 私は淡々とした進行がいいと思ったのですが、連れはもう少し積極的に優しい言葉を投げかけてくれてもいいんじゃないかと言っていました。これは担当者によるかもしれません。
  • 棺が用意されていなかったことに、「知らなかった」と不満げでした。ただ、これは連れが事前にちゃんと調べてなかったから。あるいは火葬の手配をすべてやっていた私と連れが、十分にコンセンサスを取れてなかったせいでもあります。せたがやペット斎場の落ち度ではないでしょう。また、「標準で棺もついていてほしい」とも言ってましたが、それも私はどうかと思います。そういうものなのでは……。

いずれも、私にしてみればどうでもいいだろうということばかり。要は、不満点をあえて挙げてみようとしても、この程度のことだった。逆に、それだけよかったということでもあります。

せたがやペット斎場を選んだ理由

setagaya-pet-saijouの画像

なぜ、せたがやペット斎場を選んだか。

今回、ペットの火葬・葬儀についていろいろ調べました。この業界は本当にわかりづらい。どこがどこでどうやってるのかが、よくわからないのです。業界の構造もよくわからない。ここがやってると思いきや、実はあっちと提携してて、結局、こことあそこは窓口が違うだけで実質的には同じ、だけど料金が違っている、とか。

実際、こんな話を聞きました。事務所が近くなので頼んだら、火葬する場所はとんでもなく遠くて、車で1時間ほどかかるような場所へ連れて行かれたと。そういうことも含めてしっかり聞いて調べておけよとも思わなくないのですが、業者側にも問題はなくはなさそう。

飼い主はペットが死んで動転しているわけです。そんな中、わかりづらいホームページを読ませ、「これはどうなってるんだろう」「これで大丈夫かなぁ」と余計な不安を与えたり、説明が不十分だったり曖昧だったりで、思っていたサービスと違っていたり、そんな業者がいかに多いことか。

その点、せたがやペット斎場およびジャパンペットセレモニーは実にわかりやすい。どういう組織になっているのか、どこが提携先で、どこがフランチャイズなのかもわかる。ホームページの説明も丁寧、ウェブ上で簡単に見積もりも取れます。何十という他社も見てみましたが、断トツによかったです。

情報をはっきり見せてくれている=利用者のことをちゃんと考えている=信頼性。その安心感からせたがやペット斎場を選びました。そして、実際にとても満足のいくサービス内容でした。

setagaya-pet-saijouの画像

実はペットを火葬してくれる施設は23区内にそう多くありません。私が住んでいる学芸大学駅界隈(目黒区、世田谷区あたり)だと、せたがやペット斎場の一択です。いや、もっと広い範囲であってもここが一番近いということが多いだろうなぁ。東京都23区内だと。

学芸大学駅付近にお住まいでネコや犬などのペットを飼われてる方も多いと思います。もし、残念ながら亡くなってしまっても、慌てないで下さい。火葬するならネットであれこれ調べる必要はありません。いろいろ出てくるかもしれませんが、ほとんどすべては遠いです。多摩や埼玉だったり。あるいは車で火葬するタイプ。ないしは車で引き取り合同火葬する業者。それはそれでいいのですが、ちゃんとした施設で個別に火葬したければ、そして近所がよければ、迷わずせたがやペット斎場へどうぞ。

SHOP DATA

学芸大学の全飲食店リストバナー