MEAT JOURNEY 2018

「麺や すする」(学芸大学)はコッテリ濃厚な魚介のつけ麺がおしいラーメン屋。パンチはあるんだけど万人ウケする、女性でも食べやすいラーメンです。

「麺や すする」は濃厚魚介

学芸大学駅から徒歩2分。東口商店街、ガストの角を左折した先に「麺や すする」というラーメン屋があります。2010年12月25日にオープンしました。学芸大学駅には2号店「すする まる弐」もあるのですが、そのあたりのことはまた後ほど。

シックでキレイな店内はカウンター席のみ。とはいえ、とても広いです。ゆったり。一応、テーブルもあるのですが、最近でも使われているのかな?

「麺や すする」は基本的にはつけ麺です。スープは濃厚な魚介。

すするつけ麺の中盛(350g)。並盛と中盛は同じ値段(880円)です。とろみのあるこってり濃厚な魚介スープは甘めで風味豊か。

三河屋製麺の中太ストレート麺は丸くてツルツル。弾力、コシが強い。ブリッブリ。そのまま食べても小麦の香りが強く出ていておいしいです。

濃厚なスープにコシの強い麺が合わさるとズッシリきます。柚子の香りが一瞬、口内を爽やかにしますが、それでも魚介のパンチは次から次へと襲いかかって来ます。

柔らかく煮込まれたチャーシューは供される直前に炙られます。これも食べごたえがあっておいしい。

今回、初めてつけ麺ではない普通のラーメン・濃厚魚介 醤油らーめんも食べてみました。

スープはトロットロ。そして濃厚。脂分も多めだと思います。濃厚過ぎて、もしかしたら、これはさすがに重すぎると感じる人もいるんじゃないでしょうか。私は好きですし おいしいと思いますが、やっぱり「麺や すする」はつけ麺だよなぁ。つけ麺でちょうどいい。

麺や すする
東京都目黒区鷹番2-15-14
03-3791-2336
食べログ

辛つけ麺専門店「麺や すする まる弐」

学芸大学駅西口商店街沿いには「すする まる弐」があります。2013年12月6日にオープンしました。こちらは辛つけ麺専門店です。

メニューは肉辛つけ麺と辛つけ麺がメインで、それぞれにつけ麺ではないラーメンもあります。

こちらは辛つけ麺。スープのベースと麺は「麺や すする」とたぶん同じ。これに自家製ラー油などが加わっています。

辛さは5段階で選べて、これは確か4(大辛)だったような。いや、3(普通)だったかな。すみません、随分前のことなので記憶が曖昧です。

ただ、ひとつだけハッキリと覚えているのは、辛い物好きとしては物足りなかったということ。普通に辛いね、くらい。けど、初めての方はまずは3、4あたりでどんなものか様子を見た方がいいかもしれませんね。もし辛さがもっとほしければ、テーブルに据えてあるラー油をかけるとかすればいいし。

「麺屋すする」も「麺や すする まる弐」もベースは濃厚魚介です。コッテリ、ガッツリ。ただ、独創的というよりも、万人ウケする味わいなので食べやすいと思います。超腹ペコの時、あるいは飲んだあとの〆がほしい時にいいですね。

すする まる弐
東京都目黒区鷹番3-14-6
03-3712-3362
食べログ

「すする」の哲学

2017年11月現在、「麺や すする」は上記2店舗のほか、水道橋に「麺や すする 水道橋店」、池尻大橋に「麺酔い すする 結庵(ゆいあん)」があります。創業者(オーナー)は石野智之氏。

中華料理店「上海家常菜 天鳳」(中野坂上)のオーナーシェフ・石野實氏の三男として同店で働いていた際、ラーメン部門「麺や天鳳 中野坂上店」の立ち上げと運営に携わります。ここでラーメンの面白さに気付き、社会人経験を積んだ後、学芸大学に「麺や すする」をオープンさせます。

この社会人経験で、ただ単においしいラーメンを作りさえすればいいわけじゃないと思うに至りました。ラーメンマニアにウケる店ではなく、女性や家族でも入りやすい店を作ろうと考えたのです。その結果が「麺や すする」。

「麺や すする」のラーメンは尖ってはいません。他にない独創的な唯一無二のラーメンかというとそうではない。けど、それはあえてそうしているから。多店舗展開し始めたのも同様です。気軽に広く誰でも食べられるラーメンを目指しているからこそ、こういうラーメン、こういう店舗展開に辿りつきました。

濃厚だけど、クセはないから誰でも食べられる。食べやすくはあるけど、パンチがあるからまた食べたくなる。なるほど、よくできてるラーメンですね。

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